TOMOHIROCK FILES

超絶系ミステリー作家の極秘ファイル

「トモヒロック」とは?

 世界中のリアルな謎を解明する謎解きの達人。

 宇宙人やUFOなどのリアル社会に存在するミステリーを解明する、超絶ミステリー小説「tangram」シリーズをブログ「ナゾラボ」にて公開中。もちろん無料。読めば何となく分かるシステム。

 謎解きのバリエーションの多様さや見解の面白さから「複数の作家による合作(プロ作家を含めたシェイクスピア的な表現)ではないか?」「キャラごとに書いている作家が違うのでは?」と噂があるが「ひとりで創作を続ける素人作家」である。が、自称ではあるので詳細は不明。

「この作家の小説はIQ 280以上の高い知能指数を持っていなければ書けない内容であり、ひとりの作家でこれだけ多岐に渡った謎解きは不可能に近い」との分析結果もある。やはりトモヒロックとは複数の作家、または様々な専門家たちによる合同のペンネームなのかも知れない。( ←謎を増やしてどうする )

 ミステリー作家なのに「殺人事件は書かない」理由については「謎解き小説だが、まったくの新ジャンルなので必要なし」としてはっきりと線引きをしている。

 なぜ「素人作家」のままなのか。コンテンツとしての収益は考えないのか? については「素人作家である事が(制約がないから)小説を執筆しやすい環境の要素」「被災時に少ないデータ量の無料コンテンツがネット上にあれば救われる人はいる」「太陽や酸素だって昔からずっと無料」「文章を含めてウェブデザインだから」「僕が無料で読みたいから(意味不明)」と質問の度に違う角度からの答えが返って来るため、これも詳細は不明。おそらく名刺代わりに、誰でも無料で読めるコンテンツをネット上に置いておきたい様である。

 ちなみに元プログラマ、元イラストレーター、元ウェブデザイナーの経験もあり、報告によればレストランの店長をしていた、など。作って提供するのが好きな様である。小説の創作から公開、ブログのデザインに至るまでのすべてを管理人としてライフワーク的に行っている。

 大の猫好き。餌をあげていた近所の野良猫からのお礼で、野良猫共用の水飲み場へ連れて行ってもらった経験がある。以下、過去に公開した作品リストである。

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 クラシック型 推理小説

2000年 ピエロ館の罠

 フー(誰が?)・ダニット。世界中に同時配信されたファッションショーのステージ上で事件が発生。事件史上目撃者数最多の完全犯罪計画。岩倉警部と財前刑事が「見えない真犯人」を追う。タイムリミットを過ぎた瞬間、作者が仕掛けた大どんでん返しに放心状態必至。

 

2001年 白雪公園事件

 ホワイ(なぜ?)・ダニット。警視庁に届く謎の狂人「スノーマン」からの予告メール通りに事件が次々に発生。緊急警備体制をあざ笑うかの様に白雪公園が炎に包まれた。事件は想像を超えた、推理小説史上最も鮮かな美しい結末を迎える。

 

2003年 天使ヶ浜の小さな奇跡

 ウェン(いつ?)・ダニット。発生か、発見か。ダーウィンの進化論の矛盾点を突いた大問題作。コンピュータと人間を比較して、人類史上最大の謎「心の正体」に細胞学から驚きのアンサーを提示する。些細に見えた事件から生命の起源にまで迫った。

 速報:2023年、大幅リメイクをしてブログにアップ予定。「心」とは何なのか。お楽しみに。

 

2004年 √χ(ルート・エックス)

 ハウ(どうやって?)・ダニット。人工知能で管理された美術館内で人間消失。ロボット「アイザック」はなぜ暴走したのか。二次元曲面で設計された黄色い完全密室で「それ」は変換された。ガストン・ルルー氏の著作「黄色い部屋の謎」への超数学的アンサー・ミステリー。

 

2007年 77(セブンティ・セブン)

 ウェアー(どこへ?)・ダニット。クリスマスに起きたダイヤモンド盗難事件。イギリス王室の歴史上から77カラットの幻のダイヤモンドが消失した。国境を超えた狂想曲に疾走する椎名刑事は、聖なる夜に奇跡を見る。

 

2008年 東京ブラック

 ホワット(何が?)・ダニット。究極の完全密室の中で何が起きたのか。都心に発生した大地震で崩れた高層ビルの中から真っ黒な球体の核シェルターが出現。核シェルター内の手術室で患者たちは「透明人間」に──。

 この作品のラストは、主人公の語りで締めくくられた。

 「そして、この核シェルターには誰もいなくなった。僕は最後の人類という事になるのか。緊急医療ルームに入る。「手術室」と書かれた表札の前に立つ。急いで用意された様な、この部屋だけはマジックペンの手書きの表札だった。少し異様な、このドアを開けたラーメン角丸家のオヤジさんも、山口君も、山口君の兄貴も、そして、結衣さんも。皆んなだ。皆んなが、この「手術室」に飲み込まれて消えた。人間が透明になるはずがないんだ。何か秘密があるはずなんだ。僕は意を決して、恐る、恐る、「透明人間の扉」と呼ばれていた「手術室」のドアを開けた。鍵は掛かっていなかった。不規則に点滅する室内照明。事務机。この「手術室」の秘密を知ってしまった事で命まで? まさか。簡易ベッドが並ぶ。僕を誘う様に白いカーテンが揺れている。間違いない。これは結衣さんの香水の匂いだ。白いカーテンを思い切り開けると、奥へと続くコンクリートの壁と床が作る四角い視野の向こう、近所の春風公園で遊んでいる子供たちの光景。満開の桜。新緑の香り。街の喧騒。僕は日常の中へと走り出していた ──。 完」

 「手術室」とは単なる出口の扉だったのである。

 「情報を遮断された閉鎖的な空間での思い込み」が密室を作っていた、というシンプルなオチ。つまらない日常からの変化や刺激を求めていたはずの主人公は、ラストでは走ってでも日常へ戻って行く。ただそれだけのストーリーであり、トリックなし。殺人事件なし。主人公の気持ちが変化するだけ、という試みだった。

 第1作目から続く創作ポリシー「殺人事件を書かない」はこの作品でもブレる事はなかったが「箱だけ用意したインチキ小説。物書きとして底辺に行き着いた黒歴史的作品。真っ黒な核シェルターと言うよりもこれは巨大なピリオドだ。推理小説史上、人類初のマイナス5つ星。何の発見も感動もない。自分の無能ぶりに自分で驚いた」と自己評価は驚くほどに低かった。

 謎解き小説とは文字通り、謎を解く小説である。謎を解いた時の驚きが大きければ大きいほど優れた作品となる。では、世界中のリアルな謎と作者が作ったフェイクの謎。驚きが大きいのはどちらの謎解きか。 

 この「史上最低の駄作」を書いた経験がターニングポイントになり、トモヒロックはこれまでのクラシックな謎解き小説のルールの必要性を見直し、独自の方向性を導き出す。

 「推理作家のあるべき姿とは謎を解明する事であり、小手先の謎を作り出す事ではないはずだ。謎解き大好き読者は読破して来た作品数も多く、作家が時間に追われながら作った小手先パズル程度では通用しない時代へと変化した。読者の方がはるかに想像力は豊かになった。これからの読者の探求心を満たすにはホンモノのリアルな謎解きが必要だ。それが謎解きの質の高さになる。フェイクではなく、リアルな謎解きを楽しめるミステリー小説。この理想形をトモヒロックが作品で証明して行くしかない」── フェイクからリアルへ。激アツなミステリー作家トモヒロックの第二章は、独自の創作ルール作りから始まったのである。そして──

 

 トモヒロック流 ミステリー小説

 作中に登場させた謎ワードは謎解きとワンセット。世界中のリアルな謎を読者と同じ立ち位置から解明する。発見センスと根性のみ。ド真ん中ストレート勝負の謎解き小説用ルール トモヒロック流 を掲げ、超絶ミステリー小説「tangram」シリーズの執筆を開始する。( ゾンビも驚きの激アツ生命力でトモヒロック復活!)

 

2009年 tangram 

 あらすじ:アメリカ テネシー州 ナッシュビル。深夜の牧場付近で交通事故が発生。事故原因は「宇宙人(リトル・グレイ)」の出現という異例のケースだった。緊急調査に乗り出したNASAの臨時エージェントは高いIQ(知能指数)だが超ネガティブな女子高生のリリィ。ツイッターで知り合った超ポジティブなミステリー作家トモヒロックが余計なお世話でアメリカへ渡って調査開始 ──ラスト1ページ。目前にリトル・グレイが本当に出現!  読者は世界的ミステリーを目の当たりにする。世代も国境も超え、謎解き小説の新時代の扉を開けた凸凹コンビの超絶シリーズ第1弾。

 解明したミステリー:宇宙人(リトル・グレイ)、ツチノコ、他

 

2010年 tangram_2

 あらすじ:飛行機雲の謎を追ってケム・トレイル機内に潜入したトモヒロック。乗組員たちにiPhoneを奪われ、さらに銃弾を胸に受け──。「UFOは宇宙人の乗り物」と言い張る椎名刑事に「様々な見間違い」と譲らないトモヒロックのUFO解明スペシャル!

 解明したミステリー:消えたミツバチの謎(ケム・トレイル機 が登場)、フライング・ヒューマノイド、様々なUFO目撃事件

 

2012年 tangram:3 - Ultimate Answer

 あらすじ:ハイウェイを走行中、何度もルームミラーに映り込むUFO。ドライビング・テクニックで振り切るタクシードライバーの赤沢美花。上空から接近する巨大なUFOからの触手が運転席に侵入する。その頃、ニューヨーク上空では旅客機内の複数の乗客が同時に窓の外のUFOを目撃。謎を解明するため、トモヒロックとリリィはなぜかローマの教会に1本のロープを持って現れる。一方、椎名刑事は捕獲をするはずのチュパカブラに追い駆けられていた!

 解明したミステリー:UFOアブダクション(遭遇事件)、チュパカブラ曼荼羅(マンダラ)、他

 

2014年 tangram4 - The Emblem Game

 トモヒロック作品第10弾を記念する大盛りスペシャル版。ブログサイトで公開後からも約3年間に渡って加筆修正を繰り返したブラッシュアップ最終バージョン。現在、リバイバル掲載中。

 あらすじ:(リンク先のブログで ↑ 読んでのお楽しみ)

 解明したミステリー:河童、アダムスキー型UFO、フラッドウッズ・モンスター、他

 

2017年 tangram'5 - Stereotype Control 

 現在製作中の最新作。大幅に予定が遅れて平成から令和に時代が変わってしまったが脳内イメージと格闘中である。

 解明予定のミステリー:イエティ(雪男)、ジパング黄金伝説、イースター島の謎、他、続々登場予定。

 新時代を切り開く孤高の超絶系ミステリー作家、それがトモヒロックなのである。

 

( やっと長い自己紹介が終わった様だな )

 ──って、おい。

 こんな歴史年表みたいな平べったい感じで終われるワケがないだろ、ツッコミ担当君。

( ん? 何だ、いきなりのライブ感と言うか、オフな感じ )

 さっき、言ってなかった? 僕の生命力が何だ、とか。

( 史上最低の駄作を書いてから、すぐにトモヒロック流を打ち出して超絶ミステリー小説を書き始めただろう? V字回復したタフな生命力を良い意味でゾンビも驚きの、、、あっ!!! )

 はっきり聞いた。良い意味でとか、どーでも良いから。「意外にイケメン」でお馴染みの管理人トモヒロックに「ゾンビ」をぶつけて来るとは大した度胸だ。と、言う事で「ゾンビ」いただきました。いらっしゃいませー。

( しまった、、、謎ワードの解明責任、、、トモヒロック流の大原則だった。訂正します、ゾンビじゃなくて、あのゴムのほら、スーパーボールで! )

 誰がスーパーボールだ。跳ね返りはスゴいけど。ガシャポンの景品と同じにしないでくれ。

 読者を絶対に裏切らない謎解きルールがトモヒロック流である。謎ワードと解明責任はワンセットだと解説をしている最中に「ゾンビ」という謎ワードを持ち出して来たって事はそれ相応の新しい見解があるってワケだね?

( いやいやいや。生命力がね。タフな生命力の例えとして )

 文字になれば同じ。解明してもらおーじゃないか、ツッコミ担当君。君の言う「ゾンビ」の正体とは果たして一体、何なのか。オリジナルの見解をどーぞ。

( んー、ゾンビはハリウッド映画でよく観る、映画の中に存在するモンスターだ。という事はスポンサーや製作サイドからのディスり( バカにする事 )だな。SFとかオカルト物は中傷が多いから。映画を通してマイナスな印象を与えるワケだ )

 ──で、あるならば。ハリウッド映画界、つまりアメリカは映画を通して「何」をゾンビだと中傷しているのか。根拠がなければ空論だ。ミステリー小説は空論では成立しない。

 つまり、ここは君にバシッ! とオリジナル謎解きツッコミを見せてもらわないと。

( 謎解きツッコミ? 何それ? )

 自分の仮説に根拠を示せないなら、君を三流腰抜けツッコミ君、と呼ぶよ。

( ちょっと待て。トモヒロックのツッコミ担当はキレが超一流だから。超一流は固定観念がスパーン! と吹き飛んで広大な未来が目の前に広がるから )← 何かごちゃごちゃ言ってる。

 未来が広がるかどーかは読者が決めるから。トモヒロック流をすべて踏まえた上で、超一流の「お前はアレか!」で腑に落ちるアンサーをバシッとよろしく。この謎の栓を抜いてくれないと。

( 誰が栓抜きだ。スーパーボールと栓抜きでお送りするブログって何だよ。もう、何でも来い。すべてを踏まえた男の生き様をよーく見とけ )

 ちなみに、ハリウッド映画に登場する「ゾンビ」はいつもこんな感じ ↓ だなーとイメージを再確認しておきましょう。 

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 さぁ、果たして「ゾンビ」の正体とは何なのか。アメリカはハリウッド映画を通じて何を「ゾンビ」だと中傷しているのか。

 それではツッコミ担当君、超一流の男の生き様をバシッとお願いします。

 

(  おい、ゾンビ! お前は ──

 

画像2 

 

── EU諸国かっ! )

 

 それでは皆さん、超絶ミステリー小説 tangramシリーズ でお会いしましょう。笑

 トモヒロックと(ツッコミ担当でした。って、謎解きだけさせられた )←名前募集中。例:栓抜き君

 

 あ、こっちのブログは小説じゃないから創作ルールは別にどーでも良かった。自由で。(ズルッ!)